★福島武山 九谷焼赤絵展
札幌三越、2022年9月13日(火)-9月19日(月・祝)
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もともと赤絵とは、江戸後期に流行した南画の技法を焼き物に絵付けするために考え出された技法で、赤色の細密描法に金彩を施したものです。なかには色絵をさしたものも多く、文人好みの繊細で品に満ちた作品が数多く作られました。全盛期の明治から昭和初期には九谷には200人以上の赤絵職人が居ました。そのころは九谷焼と言えば赤絵と言うほどの隆盛をみせていましたが、現在では数人の絵付け氏が細々とこの伝統的技法を継承しています。