「観るだけ美術部」部長のブログ

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[講演会]★(当館学芸員)「知里真志保の調査・研究の足跡」

(『知里真志保 全集』)

★(当館学芸員)「知里真志保の調査・研究の足跡」

 国立アイヌ民族博物館・ウポポイ、2022年8月11日(木・祝)13:30

(WEBサイト→)

nam.go.jp

知里真志保 アイヌ語研究にかけた熱意展)

 知里真志保(ちりましほ、1909年-1961年)は、アイヌの主張の家系に生まれた言語学者民族学者です。『アイヌ神謡集』の編訳者であった知里幸恵実弟で、代表的な著書に、北海道、樺太各地で採取した語彙をもとにした『分類アイヌ語辞典』や『地名アイヌ語小辞典』などがあります。これらは現在に至るまでアイヌ語アイヌ文化研究に欠かせないものとして評価されています。

知里真志保 展)

 そのほか、口承文芸や文化史的な論文を多く残しており、没後60年を経ても言語学、口承文学、民族学歴史学研究の分野への影響力は多岐にわたります。本展では、彼に関わりのあった人々を取り上げながら、現在に受け継がれる彼の研究を振り返ります。

知里真志保・小田邦雄『ユーカラ鑑賞』)

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、国立アイヌ民族博物館さま(HP)よりお借りしました。

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