北海道立函館美術館、2022年5月21日(土)14:00
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奈良原一高は、1931年福岡県大牟田市生まれ。戦後を代表する写真家のひとりです。1996年紫綬褒章を受章。2006年旭日章受章を授章。2020年逝去。一貫して人間が生きる条件とは何かをテーマに撮影し続け、新鮮な映像感覚と造形性を重視した表現により評価を得ました。『王国』(シリーズ1、1958年。日本写真批評家協会賞新人賞)は、1970年の第2回個展(シリーズ2)で発表された、北斗市のトラピスト修道院と和歌山の女子刑務所を取材した作品です。本展では、2019年に奈良原自身が再構成して発表した写真集『王国 Domains』の全作品と、同書未掲載の作品を合わせてご紹介いたします。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。