3月26日(土)に予定されていたルヴァンカップ第3節、京都サンガ戦は、京都サンガに新型コロナウイルス罹患者が多く出たために延期となりました。試合日程が厳しくなってしまうので、コンサとしては苦しくなってしまいましたが、これはどうしようもありません。気持ちを切り替えて、リーグ戦に臨みましょう!
J1リーグの第6節は4月2日(土)ホーム、札幌ドームにて、浦和レッズと対戦します。そこで今回の「勝利をいただきます!」では、埼玉銘菓としては定番らしい「十万石まんじゅう」をお取り寄せしました!
埼玉県を代表する銘菓と言ったらまず挙げられる「十万石まんじゅう」。行田市の菓子メーカー「十万石ふくさや」さんが製造元です。埼玉県で古くから有名なお菓子ですが、製造元の創業も戦後ですし、こちらのお菓子も戦後に誕生したものです。
製造元である「十万石ふくさや」さんは、1952年(昭和27年)の創業。創業と同時に「十万石まんじゅう」ができました。十万石とは、どこの藩かなと気になるところですが、江戸時代に行田市にあった「忍藩」の石高10万石に因んでいるそうで、行田市の名物にしたいという思いから命名されたそうです。
有名なキャッチフレーズ「うまい! うますぎる!」と、パッケージデザインは、どちらも有名な版画家の棟方志功が手掛けたものだそうですよ。
埼玉県の銘菓ではありますが、原材料は日本全国のものが使われており、特にこし餡は、北海道産のものが使われているそうです。県名の「埼玉」の由来は行田市にあり、行田市の歴史にも触れてほしいという思いから、まんじゅうには1個1個「十万石」の焼き印が付けられています。皮が薄くて、あっさりとしているので、パクパク何個でも食べられちゃいます。
テレビCMが、かなり有名らしいですね。CMのおかげで、埼玉県内では皆さん知っている銘菓だそうです。ちなみに、こちらのCMはテレビ埼玉で1979年(昭和54年)から流されているそうです。
1953年(昭和28年)パッケージのデザインを依頼した初代店主が棟方志功のもとを訪れた際、こちらの「十万石まんじゅう」を持参したそうです。そのときに棟方志功が「うまい、うますぎる」と言い、もし忍藩の姫さまが生きていたら同じことを言ったろうという意味を込めて、商品パッケージのデザインを描いたそうですよ。あら、こんなところで、美術とサッカーとグルメのコラボレーションです。
埼玉県の銘菓をお取り寄せできて、とても楽しかったです。この企画、できる限り(財布に余裕がある限り)続けていきたいと思います!
さあ、これで「十万石まんじゅう」もしっかり平らげたので、北海道コンサドーレ札幌の勝利も間違いなし! 浦和レッズから、勝利をいただきます! 頑張れ、北海道コンサドーレ札幌!!