J1リーグの第3節は3月6日(日)アウェイにて、アビスパ福岡と対戦します。リーグ戦では2試合続けてドロー。気を取り直し、アビスパ福岡戦に臨みます! 今回の「勝利をいただきます!」では、「チロリアン」をお取り寄せし、「チョコパイ」は近所のスーパーで購入しました!
「チロリアン」の製造元は、千鳥屋さんという和菓子屋さんです。地元では「千鳥饅頭」の製造元として、かなり有名です。
千鳥屋は、1630年(寛永7年)肥前藩久保田領(現在の佐賀市久保田町)で創業しました。創業当時は、長崎に渡来していた南蛮菓子の製法をいち早く取り入れ、丸ボーロやカステラを専門に製造していました。昭和の時代となり、当時筑豊炭田からの採炭で賑わっていた飯塚市に注目し、1939年(昭和14年)に福岡県飯塚市に本店を移しました。なお、この移転を機に考案されたのが「千鳥饅頭」で、現在でも製法が受け継がれ県民に愛されています。
戦後復興を機に、拠点を飯塚市から福岡市に移した千鳥屋さんは、こちらの「チロリアン」を考案。このお菓子は、オーストリアのチロル地方に古くから伝わっていたロールクッキーをアレンジしたものだそうです。千鳥屋さんはその後、福岡市、飯塚市のほか、福岡県内、東京都、大阪府、兵庫県などにも進出しており、「千鳥饅頭」や「チロリアン」は全国区のお土産となっています。
こちらの「チョコパイ」は、福岡県産「あまおう」が使われています。「あまおう」は、おもに福岡県久留米市周辺で栽培されているいちごの品種のことです。2005年に品種登録されています。
「あまおう」は、果実は濃赤色で艶があり、糖度が高く、ほどよい酸味が特徴。「あまおう」とは「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字をとったらしいです(知っていました?)。普段何気なく食べているものでも、その歴史を振り返りながら食べると、味わいも深みを感じますね。
こちらの「二〇加煎餅」は、1906年(明治39年)創業の「東雲堂」さんから販売されている銘菓だそうです。小麦粉、砂糖、鶏卵で作られる甘い煎餅です。なお、「博多仁和加」とは、古くから親しまれている博多の郷土芸能で、こちらの煎餅のパッケージにはそのときに使用される面(鼻の脇から目の上部まで象っている)そうですよ。
さあ、これで「チロリアン」「チョコパイ」「二〇加煎餅」もしっかり平らげたので、北海道コンサドーレ札幌の勝利も間違いなし! アビスパ福岡から、勝利をいただきます! 頑張れ、北海道コンサドーレ札幌!!