北海道コンサドーレ札幌の開幕戦が近づいてきました。今季はMFチャナティップが川崎に移籍するというショッキングな移籍がありましたが、FW興梠、FWガブリエル・シャビエル、DF西が加入。もうワクワク感が止まりません。開幕節は2月19日(土)対戦相手は清水エスパルスです。
コンサが札幌ドームでホーム試合をするときには、「必勝弁当」というものが売られます。これは、お弁当のおかずに、対戦相手の地域の名物が一つ入っており「〇〇から、勝利をいただきます!」という名目のもと、お弁当を食べながら楽しく観戦しましょうというもので、部長は観戦の際は毎回楽しみにしています。
これを、「観るだけ美術部」部長のブログでも今年度、やってみようと思い立ちました。いまは通販で、いろんな地域の美味しいものが食べられます。コロナ禍で、2年続けて観戦ゼロという悔しいシーズンを送っていますが、その慰めにでもなればと思っています。
静岡の名産と言えば、お茶ですけど、静岡には清水、磐田と2つのJ1チームがあります。そこで敢えて、静岡東部地区の名産をと思い、ネット通販で注文したのが「安倍川餅」。本来は撞きたての餅にきなこをまぶし、その上から砂糖をかけたものだそうです。江戸初期、徳川家康が安倍川岸の茶店に立ち寄ったとき、その店主が安部川上流(梅が島)で採れる砂金に見立て、撞きたての餅にきなこをまぶし、「安倍川の金なこ餅」として献上したのが始まりとか。家康はこれを大いに喜び、「安倍川餅」と名付けたという言い伝えがあるそうです。
安倍川餅って、お餅がとても柔らかいんですね。もっと固いのかなって勝手に思っていました。これは、家康公もさぞ喜ばれたことでしょう。現在はきなこのほか、こし餡を絡めたものの2種類が主流だそうです。伝承はともかく、江戸時代には貴重な白砂糖を使っている名物として、東海道府中宿(駿府)の名物となっていたそうです。徳川吉宗も好物だったそうで、家臣に作らせたりもしているらしいです。『東海道中膝栗毛』にも出ています。
2020年には「東海道府中宿名物安倍川餅」として、日本遺産の構成文化財にも指定されているそうです(驚!)。旧東海道安倍川橋の東側に老舗のお店が3軒あり、またおみやげとして静岡駅などでも販売されています。
これで、コンサの初勝利は間違いなし!! 「清水エスパルスから、勝利をいただきます!!」頑張れ、北海道コンサドーレ札幌!!