「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[版画展]★斎藤清 版画展

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斎藤清『舞妓 京都(K)』、1961年)

斎藤清 版画展

 小樽芸術村・旧三井銀行小樽支店、2021年8月25日(水)ー10月11日(月)

(WEBサイト→)

www.nitorihd.co.jp

 

 小樽ゆかりの版画家、斎藤清の展覧会を開催いたします。斎藤清は、1907年(明治40年)福島県会津坂下町に生まれました。4歳で夕張市に移住、14歳で小樽へ奉公に出て、働きながら絵を描き始めます。1931年、画家を志して上京。安井曾太郎の版画に感銘を受け、版画制作に力を注ぐようになり、1951年、第1回サンパウロビエンナーレ展で日本人賞を受賞。以後、国内外で高く評価され、日本の現代版画の国際的な地位向上にも大きな役割を果たしました。その作品は、すっきりと整理された画面構成のなかに誰にも共感を呼ぶ温かな詩情をたたえています。

 本展では、小樽芸術村が収蔵する作品の中から、版画家として活躍を始めた1950年代から晩年まで、およそ60点あまりの版画作品をご紹介いたします。また、市立小樽美術館と似鳥美術館において、小規模な関連企画展も開催いたします。斎藤清が「絵ごころ」を育んだ街、小樽で、斎藤芸術の魅力に触れていただければ幸いです。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、小樽芸術村・旧三井銀行小樽支店さま(HP)よりお借りしました。

あしたはきょうよりもっといい日。