★宮の森 この地が生んだ美術展
本郷新記念札幌彫刻美術館、2021年7月13日(火)ー8月31日(火)
(WEBサイト→)
本郷新記念札幌彫刻美術館は、札幌生まれの彫刻家・本郷新(1905年-1980年)が、1977年にアトリエ兼ギャラリーとして建てた邸宅を出発点とする小さな美術館です。1977年、本郷が宮の森にアトリエを構えた年と同時期に、本田明二(1919年-1980年)や八木保次(1922年-2012年)、八木伸子(1925年-2012年)など、戦後の北海道美術を代表する美術家たちが、制作の拠点としてこの地を選びます。都市の喧騒から離れた周辺環境や、アトリエの窓から見える四季折々の豊かな自然は、彼らの生活に彩りを与えると共に、日々の創作活動にインスピレーションをもたらすものでもありました。そしていまもなお、様ざまな美術家たちがここを拠点とし、宮の森は多彩な表現が生まれ行く地となっています。
本展では、札幌芸術の森美術館のコレクションから、宮の森とその周辺地域ゆかりの美術家たちによる作品を紹介し、「宮の森」という地が育んだ美術の魅力を紐解きます。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、本郷新記念札幌彫刻美術館さま(HP)よりお借りしました。