さて、ようやく再開した「観るだけ美術部」部長のシルクロードキャラバン（妄想編）、その第２部が始まりました。第２部は、前回帰国したウルムチ市からスタートし、トルファン、クチャ、タクラマカン砂漠を縦断して、ホータン、カシュガルに至る１２日間です。
真っ直ぐウルムチ市には行けないので、中国国内でトランジット（乗り換え）をしました。今回は、上海市でトランジット（乗り換え）です。上海市は、じつは部長は２回、乗り換え（トランジット）も含めると３回行ったことがあります。上海市は世界有数の大都会ですから、東京やニューヨークと変わらないイメージです。かつて、初めて上海市を訪れたときは３０年前で、そのころは画像にも乗せた外灘地区（バンド。ワイタン）は、旧租界地で、イギリス租界、フランス租界などがあり、古きよきヨーロッパの残り香が漂っていました。外灘では、毎朝太極拳なども行われていました。でも現在は、とてもそんな雰囲気ではないですね。東京の銀座のような感じなのかもしれません、ちょっぴり残念です。
朝早くに日本を出たのですが、上海国際空港を経由して、ウルムチ国際空港に着いたのはもう深夜でした。座ってばかりだったので、何もしていないけど、疲れました。ウルムチ市は「世界で最も、海から遠い町」という異名があるのですって。なるほど。明日からは、また強行軍の旅となるので、早めに休みます。
