★本郷新のレガシー 五輪大橋と花束 展
本郷新記念札幌彫刻美術館、2020年4月29日(水・祝)-9月27日(日)
(WEBサイト→)
戦後の彫刻界を牽引した本郷新は、1972年の札幌オリンピックの開催に向けて整備された「五輪大橋」(札幌市南区)を飾る野外彫刻《花束》を制作しました。花束を差し出す2体一組の少女が向かい合い、通りを往来する人々を出迎えるこの作品は、オリンピック会場へのゲートウェイに並ぶ他の3人(佐藤忠良、山内壮夫、本田明二)の彫刻作品とともに、半世紀近くにわたって札幌大会の成功を語り継ぐモニュメントです。
東京2020のムーブメント醸成を図る本事業は、彫像《花束》をめぐって芸術の果たす社会的な役割をたどりつつ、レガシーとして受け継がれる道路、橋梁、モニュメントに光を当て、花束を贈る行為にもてなしの心と人間愛を託した本郷新の芸術を回顧します。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、本郷新記念札幌彫刻美術館さま(HP)よりお借りしました。