「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[旅グルメ]★元祖森名物 いかめし(森駅/阿部商店、柴田商店)

f:id:mirudakeartclub:20200527195008j:plain

(元祖森名物「いかめし」)

★元祖森名物 いかめし(森駅/阿部商店、柴田商店)

 北海道函館市函館駅から長万部駅小樽駅、札幌駅を経由して旭川市旭川駅を結ぶ函館本線。森駅は、その函館本線の拠点駅のひとつで、すべての特急列車が停車するほか、函館本線の砂原支線への分岐駅でもあります。また、駒ヶ岳噴火湾を望む風光明媚な駅としても知られています。この森駅の駅弁が、あの『元祖森名物 いかめし』です。東京の百貨店が開催する全国有名駅弁大会でも、不動のナンバーワン人気を誇っています。午前中に駅のキヨスクに行けば、できたての温かい『元祖森名物 いかめし』を購入できるほか、夏期はホーム上での立ち売りも行われています(7月下旬から8月上旬)。キヨスクは一度改札を出ないと行けませんが、途中下車ができない近距離のきっぷでも、改札で「駅弁を買いたい」旨を伝えれば通してくれるとか。また、取り置きにも対応してくれるそうです。

ikameshi.co.jp

 この『いかめし』が誕生したのは、1941年(昭和16年)。製造元の阿部商店(創業1903年(明治36年)が、それまで利用価値がなかった小型のスルメイカを使って何かできないかと考案したもので、味付けや製法も発売当時のままほとんど変わっていないのだそうです。地元よりも、全国での各種物産展などでの販売数のほうがはるかに多いようですが、やっぱり森町で食べてみたい逸品です。

 『元祖森名物 いかめし』の内容はいたってシンプル。国産の一般的なお米(うるち米)と、もち米を混合したものをイカにつめてボイルして、甘辛の“秘伝のたれ”で味付けします。イカが2杯入って、780円(税込)というお値段。実際に食べてみると、そのままかぶりついても、柔らかいイカがスッと歯で輪切りにできます。醤油ベースと思われる“秘伝のたれ”が染みこんだイカとご飯がとても美味で、長年多くの人に愛されてきた理由がよくわかる懐かしい味です。ご飯のモチモチとした感触もたまりません。特に耳の部分はイカの味を十分に堪能できるので、「ここを食べるのが『元祖森名物 いかめし』の楽しみ」という人もいるようです。

www.zakzak.co.jp

toranet.jp

f:id:mirudakeartclub:20200527200216j:plain

(いかめし3代目、今井麻椰さん。元アナウンサーの美女!熱烈応援!!)

 余談ですが、現在阿部商店さん3代目の今井麻椰さんは、元BSフジのアナウンサーで、慶應大学とカナダBCIT大学を卒業した才色兼備の女性。しかし阿部商店さんは、今回のコロナウィルス流行の影響を受けて、経営が苦しくなっているそうです。各地の百貨店で開催される「北海道物産展」が軒並み中止となったからです。コロナウィルス流行が収束したら、皆さんで応援しましょう!!

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、今井麻椰さんの写真も含め「阿部商店 公式HP」よりお借りしました。

あしたはきょうよりもっといい日。