★三毛別羆事件関係資料ほか(苫前町郷土資料館 収蔵品常設展)
苫前町郷土資料館、常設展示(通年開館)
(WEBサイト→)
苫前町においては、明治20年代の後半になると原野の開墾が始まりました。未開の原野への入植者がつづきましたが、掘立小屋に住み、粗末な衣服を身につけ空腹に耐えながら原始林に挑み、マサカリで伐採し、ひとくわひとくわ開墾したのでした。
1915年(大正4年)12月9日・10日両日、町内三毛別(三渓)で冬ごもり前の一頭のヒグマが、空腹から凶暴性を発揮し、10人の婦女子を殺傷(7人が殺され、3人が重傷)した事件が発生しました。当時の様相を一部復元し、またヒグマと人間との関わりについても写真や図表を使って紹介しています。