★等澍院古文書ほか(様似郷土館収蔵品常設展)
様似郷土館、常設展示(通年開館)
(WEBサイト→)
https://www.apoi-geopark.jp/other/samani_kyoudokan.html
新型コロナウィルスのため、いつも記事にするような大きな美術館や博物館での特別展を紹介できないのを逆手に取り、普段は中々紹介できない地方の美術館、博物館の常設展示を紹介します。
様似郷土館は、1966年(昭和41年)に、日高地方最初の郷土館として開館した小さな歴史資料館です。館内には、縄文式土器などの出土品やアイヌ民族の儀式道具、開拓時代の生活用品などが展示されており、なかでも蝦夷三官寺・等澍院古文書や矢本家文書は、江戸後期から明治にかけての北海道の開拓の歴史を垣間見ることのできる貴重な資料です。
等澍院古文書は、開山住職秀暁の選任から11世住職徳弁に至るまで、主に幕府や他の寺とのやりとりについて書かれた文書類です。住職記13冊と什物帳1冊、過去帳(霊簿)1冊が国の重要文化財、書付(寺禄逓減法通知書)1通が町の文化財に指定されています。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、様似町郷土館さま(HP)よりお借りしました。