★札幌平岸 林檎園 記念歌碑(札幌市豊平区)
豊平区にある天神山緑地は、標高89mの天神山にあり、64.178㎡の広大な広さを誇る市内でも有数の緑地で、頂上からは手稲山や藻岩山が間近に見え、札幌市街や遠くは石狩まで眺望することができます。緑地内には日本庭園や梅林なども設置されていますが、開拓時代には平岸一帯はリンゴ園で栄えた場所で、これを記念して平岸林檎園記念歌碑など林檎にまつわる碑などが建立されています。
ここには、平岸リンゴ園の跡地であったというパネルが立てられています。ここには次の様に記されています。「平岸は明治の頃からリンゴの栽培が始められ大正期から昭和20年代にかけて全盛を誇った。かってこの天神山のふもとを始め周辺一帯はリンゴ園が広がっていたが、その後の人口増加に伴い急速に宅地化され姿を消した。「平岸リンゴ」に因み、環状線通りにはリンゴ並木が植えられ、毎年「リンゴまつり」が行われている。」