★大☆映画ポスター展 1950年代の洋画復活
市立小樽文学館、2020年2月1日(土)-3月8日(日)
(WEBサイト→)
http://otarubungakusha.com/exhibition/2020013703
1925年(大正14年)、小樽市の人口は135,000人に対して、映画が上映できた劇場はすでに10館あったそうです。戦時中は洋画の上映が禁止され、日本ニュースが強制的に上映され、各地で営業停止の映画館が相次いだようです。戦後、1953年(昭和28年)には、全道に先駆けてシネマスコープ劇場としてスパル座が新発足となりました。1950年代半ば、映画館は急激に増加して23館にまで達しました。小樽の人口比8,000人に1館の映画館を持つ、道内髄一の映画館の街になったようです。しかし1960年代には、映画人気にも陰りが見え始め、1980年代は相次いで閉館する映画館があり、1987年の入場者数は、全盛期の60分の1になったようです。1994年、古い歴史を持つ小樽中劇会館が閉館、翌年には小樽最後の単独映画館「小樽東宝スカラ座」が、2000年には丸井マルサデパート内の3つのミニシアターも閉館になり、「小樽.映画の時代」の事実上幕を下ろしました。どうぞこの機会に「映画の都・小樽のスクリーンを飾ったあの名画・あの大作」の「大☆映画ポスター展」をご覧になりませんか。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、「おたるぽーたる」さま(HP)よりお借りしました。