★(当館学芸員)「ギャラリートーク 北海道151年のヴンダー・カンマ― 歴史とアートを集めた驚異の部屋へようこそ」
北海道立近代美術館、2020年2月15日(土)14:00
(WEBサイト→)
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/knb/exhibition/cl_R20125.htm
2018年、「北海道」と命名されて150年が過ぎました。その歴史のなかで、北海道に住む人々はどのような活動をして、何を創りだしてきたのでしょうか。明治維新から開拓使時代にかけての激動の時代、そして新たな街も増え、文化の発展・興隆を見た明治後期から現代にかけて、この地の営みのなかで、さまざまなかたちとしてあらわれています。
本展は、北海道における150✟1年に渡る歴史を、ビジュアルな形で通覧する展覧会です。これまでの150年を「北海道」、「学問」、「炭鉱」、「鉄道」、「祝祭」という5つのジャンルに分けて、美術館、博物館、図書館などの所蔵品によって、さらには+1年に現在から未来への視線を込めて、テーマごとに5人のアーティストの新作をご覧いただきます。
それら、さまざまな「名品」が集まった展示室は、15世紀から18世紀にかけてヨーロッパで流行した、世界中の蒐集品を飾る部屋「ヴンダーカンマー(驚異の部屋)」さながらに、驚きと知的好奇心を刺激する空間になることでしょう。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。