「観るだけ美術部」部長のブログ

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[講演会]★砂澤凉子、工藤正廣、浅川泰、司会:当館学芸員「砂澤ビッキが遺したもの 蔵書、言葉、写真・映像」

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砂澤ビッキの詩と本棚 展)

★砂澤凉子、工藤正廣、浅川泰、司会:当館学芸員砂澤ビッキが遺したもの 蔵書、言葉、写真・映像」

 北海道立文学館、2020年1月26日(日) 13:30

(WEBサイト→)

http://www.h-bungaku.or.jp/exhibition/special.html

 

 彫刻家・砂澤ビッキ(1931~1989)は彫刻や素描を制作する合間に、よく読書したり文章をしたためたりしていました。彼の蔵書は美術や文学、哲学、民族芸術、博物誌など様々なジャンル にわたり、彼の思考や知識の幅広さをうかがうことができます。
 ビッキは1960年代に鎌倉で澁澤龍彥を中心とした文学者・芸術家グループと交友することで、シュルレアリスムや戦後の前衛芸術と出会いました。彼の文章や造形作品には、そうした新しい芸術運動やアイヌの伝統的な自然観から形成された独自の詩的精神が込められています。
 本展では、ビッキの詩・散文・創作メモ・蔵書を、彼の彫刻や絵画・素描とともに紹介します。また、交友のあった芸術家や詩人との関わりについても検証し、その多面的な創作の背景と、初期から晩年までの作家の軌跡を辿ります。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立文学館さま(HP)よりお借りしました。

 

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