★『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』を読む(2)クローズアップ展示1
北海道博物館、2019年10月12日(土)-12月18日(水)
(WEBサイト→)
http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/exhibition/permanent/close-up/
幕末から明治初期にかけて活躍した絵師・平沢屛山は、アイヌの人びとと共に生活し、その姿を多くの絵に描きました。なかでも「蝦夷風俗十二ヶ月図」は、アイヌ民族の一年間の生活のうつり変わりや、場所請負制のもとで変わりつつあるアイヌの人びとの生活をさぐることができる絵です。 ここにある『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』は、その12枚の原画の模写を屏風に仕立てたものの一部(左隻・7〜12月)です。原画の雰囲気を読みとってみましょう。