「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[講演会]★(当館学芸員)「ギャラリートーク 木下勘二 没後30年展」

f:id:mirudakeartclub:20190929114939j:plain

木下勘二 『表情の椅子』、1988年、油彩)

★(当館学芸員)「ギャラリートーク 木下勘二 没後30年展」

 釧路市立美術館、2019年10月6日(日)11:00

(WEBサイト→)

https://k-bijutsukan.sakura.ne.jp/bijutsukan-db/exhibition2019/now

 

 夕張市出身の木下勘二(1917-1989)は、夕張市の美術教員として働きながら道展、国展などに出品した油彩画家です。1970年に北海道釧路江南高等学校に赴任してからも、制作活動を続けながら、美術の指導者として、多くの人を育ててきました。
 現在、夕張市には60点以上の木下作品が保管されています。道展に初入選した作品から、釧路で描いた大作、実験的な抽象作品まで、作者の画業を大観する重要なコレクションです。本展では、これらの作品群に当館のコレクションを加えた約70点を展示し、半世紀にわたる画業を振り返ります。
 木下勘二の作品のテーマは、身の周りの風景、とりわけ、心に残ったイメージを描く心象風景でした。作品と向き合うことで、時代、生活、そして画家が歩んだ人生を感じ取っていただければ幸いです。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、釧路市立美術館(HP)よりお借りしました。

 

あしたはきょうよりもっといい日。