「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[部室から]★第96回 観るだけ美術部 部会

「観るだけ美術部」部員の皆さま、いつもありがとうございます。これより第96回「観るだけ美術部」の部会を始めます。今回の部会も(1)「観るだけ美術部」部長からの連絡・報告、(2)(妄想)懇親会、の2部構成で進めていきます。よろしくお願いします。

(1)「観るだけ美術部」部長からの連絡・報告
 9月になりましたね。部員の皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。部長の住む北海道は、秋めいてきましたけど、それでも残暑を感じることもあります。北海道の9月で、30℃近い気温になることって、いままでそんなに頻繁にあったでしょうか。無かったと思うんですけどね。

 

(2)(妄想)懇親会

 それでは、いつものように(妄想)懇親会を始めていきますね。部長は9月、札幌ドームで開催されるラグビーワールドカップ、2試合を観に行きます。1試合目はオーストラリア×フィジー、2試合目はイングランド×トンガです。楽しみです。なお、こちらの試合はTVでも中継されるので、もしかしたら、部長がTV画面に映るかも!ラグビーは紳士のスポーツなので、自国以外の対戦試合であれば、格下のチームを応援するという不文律があるそうです。部長はこの2戦、フィジーとトンガを応援します。今回の札幌開催では、試合前に戦闘前舞踊(ニュージーランドで言うところの「ハカ」)を見せてくれるチームが2チームも来てくれます。楽しみ! そこで今回の(妄想)懇親会では、フィジーとトンガの(妄想)観戦ツアーに出かけましょう!

 

※オーストラリア代表

 チームの愛称は「ワラビーズ」。オーストラリアに生息するカンガルー科の小型動物、ワラビーになぞらえています。すばしっこい動物ですね。オーストラリア代表も、ボールをよく動かす機動力のあるラグビーが特徴。隣国ニュージーランド代表との伝統的な定期戦の中で、工夫を凝らした賢いラグビーに磨きをかけてきました。1991年大会と1999年大会では頂点に立ち、両大会とも高い組織力で相手を翻弄しています。国内におけるラグビー人気も高く、前回大会では準優勝。今大会では優勝を虎視眈々と狙っています。

 

※フィジー代表

 セブンズ(7人制ラグビー)で特に輝きを見せるチーム。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、フィジーに初めてのメダルとなる金メダルをもたらしたのがラグビー。アクロバティックなパスや変幻自在のランニングでトライを量産するスタイルは「フィジアン・マジック」と呼ばれ、世界中のファンに愛されています。自国の次に好きなチームとして、フィジー代表を挙げるファンも多いのが頷けます。2018年にはフランス代表から初勝利を挙げ歴史を作りました。2019年大会に向けて強化は順調に進んでいます。

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(試合前に「ジンビ」を披露するフィジー代表。2015年)

 イングランド代表

 ラグビー発祥の地、イングランド。真白のジャージーと薔薇のエンブレムが象徴。
世界最初のテストマッチは、1871年に行われたイングランド代表とスコットランド代表の試合。ラグビー発祥の国としても誇り高く、優勝経験もあり、継続的に好成績を残していたものの、2015年大会ではホストユニオンでありながらもプール戦敗退という屈辱を味わっています。その後、2015年大会で日本代表を率いたエディー・ジョーンズがヘッドコーチに就任。2017年にはテストマッチ18連勝という世界タイ記録を達成するなど、劇的な復活を遂げました(この連勝記録を止めたのはアイルランド代表)。ファンが歌う伝統的な応援歌『スウィング・ロウ・スウィート・チャリオット』はスタジアムをこだまするはず。

 

※トンガ代表

 海鷲を意味する「イカレ・タヒ」の愛称で親しまれるのがトンガ代表。ガリバー旅行記の巨人の国のモデルになったとされる国で、巨人のように強靭な選手たちがそろっています。世界中のクラブに選手が分散しているのが悩みですが、4年に一度有力選手が結束すると、格上をも倒す力が発揮されます。2011年大会ではプール戦でフランス代表から勝利を挙げ、番狂わせを起こしました。
 フォワードもバックスも爆発的なパワーを前面に出したスタイルが特徴。試合前に披露される戦いの儀式「シピ・タウ」と、闘争心むき出しの戦いで観客を熱狂させてくれます。オーストラリア代表のNO8として活躍し、日本のクラブでもプレーしたトウタイ・ケフ監督は、日本のファンの間でもおなじみ。

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(試合前に「シピ・タウ」を披露するトンガ代表)

 オーストラリア×フィジー 見どころ

 札幌の地で初のラグビーワールドカップ。メモリアルマッチは過去2度の優勝を誇るオーストラリア代表と、どの大会でも強豪国を苦しめるフィジー代表。抜群の身体能力を持つフィジアンは、足の速いトライゲッタータイプが多く、いまや世界中の代表チームで活躍しています。オーストラリア代表のトライゲッターもフィジアンです。そのスピードランナーたちの共演は必見。2015年大会はオーストラリア代表が28-13で勝利しましたが、2019年はさらなる接戦が予想されています。

 

イングランド×トンガ 見どころ

 2015年大会では、日本代表を率いて史上初の3勝を成し遂げたエディー・ジョーンズヘッドコーチが、ラグビー発祥の地であるイングランド代表を率いてラグビーワールドカップに帰ってきます。目標は頂点に立つこと。対するトンガ代表は日本ラグビーとの関りが深く、多くのトンガ出身選手が日本でプレーしています。激しいコンタクトプレーが彼らの売り。巨漢選手が揃うイングランド代表に対しても強烈なタックルを連発するでしょう。タフな戦いになるのは必至。

 

※オーストラリア代表 紹介ページ

https://www.rugbyworldcup.com/teams/australia

 ※フィジー代表 紹介ページ

https://www.rugbyworldcup.com/teams/fiji

イングランド代表 紹介ページ

https://www.rugbyworldcup.com/teams/england

※トンガ代表 紹介ページ

https://www.rugbyworldcup.com/teams/tonga

 

 ※ラグビーワールドカップ2019 公式サイト

www.rugbyworldcup.com

※NHK「ラグビーワールドカップ」特設サイト

https://www3.nhk.or.jp/news/special/rugby2019/

※NHK「ラグビーワールドカップ」特設サイト「リーチマイケル ふるさと北海道への感謝を胸にW杯へ」

https://www.nhk.or.jp/sports-story/detail/20190827_4007.html

※札幌市「ラグビーワールドカップ」札幌開催特設サイト

http://www.city.sapporo.jp/sports/rugby/2019.html

 

 秋は足早にやって来ますね。あと数週間で、北海道の大雪山からは初冠雪の便りも届くのかな。

 

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あしたはきょうよりもっといい日。