北海道博物館、2019年4月13日(土)-8月16日(金)
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北海道の北にあり、北海道とほぼ同じ面積をもつ島、サハリン(樺太)。ここには、ウイルタやニブフなどの諸民族とともに、アイヌ民族が暮らしていました。19世紀に入り、日本とロシアというふたつの強大な国家の影響を強く受けるようになると、先住してきた人々の生活と文化は、大きく揺れ動いていきます。本展では、19世紀の後半から20世紀にかけて、日本とロシアとの間で幾度も国境が動く中で、サハリンのアイヌ民族がたどった歴史を紹介します。