「観るだけ美術部」部長のブログ

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[旅行案内]★ハロン湾 (ヴェトナム.4)

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(「海の桂林」とも呼ばれる世界遺産ハロン湾。手前は水上生活者の住居)
 
ハロン湾 (ヴェトナム)
 ハロン湾は、ヴェトナム北部、トンキン湾北西部にある。漢字表記は「下竜湾」。ハノイから、バスで2時間半ほどのところにあり、日帰りツアーなどでもよく訪れます。カットバ島のほか、大小3,000もの奇岩、島々が存在しています。伝承では「中国がヴェトナムに侵攻してきた時、の親子が現れて中国軍を破り、その際に、口から吐き出した宝石が湾内の島々になった」とか。深いエメラルドグリーンの海は、そんな伝説がよく似合います。
 カットバ島以外の島は、現在は無人なのですが、約7,000年前の新石器時代には、わずかに人が住んでいたとも言われています。また、数世紀前までは海賊の隠れ家として利用されたほか、モンゴル軍の侵攻の際には軍事的に利用された歴史も残っています。
 ハロン湾の彫刻作品のような島々の景観は、太陽の位置によって輝きが変化するのに加えて、雨や霧によって、非常に趣き深い雰囲気を醸し出しています。地質学的には、北は桂林から、南はニンビンまでの広大な石灰岩台地の一角とされています。石灰岩台地が沈降し、侵食作用が進んで、現在の姿となりました。観光パンフレットなどでは、「海の桂林」などと宣伝されています。
 1994年にユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録されました。
 
あしたはきょうよりもっといい日。