単式ホーム1面1線を有する有人の終着駅で、駅舎に面した本線のほか、数本の側線、転車台がありました。広尾線廃止後は、広尾町鉄道記念館として整備され、十勝バスとジェイ・アール北海道バスが乗り入れています。
出札窓口は、十勝バス広尾案内所として活用されており、同社広尾線の硬券乗車券の購入も可能でした。ただし、ジェイ・アール北海道バスの乗車券は取り扱っていないそうです。国鉄時代に廃止され、旧駅舎がバス待合所として活用されている例は、北海道内は当駅と、瀬棚線北檜山駅の2例のみであるそうです。
廃止直後は、駅舎裏に気動車(キハ22型134号)や、旧型客車・緩急車・貨車などが保存されていましたが、状態悪化に伴い、解体・撤去されています。転車台の跡地には、動輪をかたどったモニュメントが置かれています。
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