★菊地勝太郎 直海窯展
丸井札幌店、2010年9月8日(水)-9月13日(月)
菊地勝太郎さんは、1948年(昭和23年)北海道洞爺湖町生まれ。桑沢デザイン研究所を出て京都、滋賀、萩で修業したのち帰郷、故郷に登り窯(直海窯(にわだつみがま))を築窯しました。とりわけ、菊地さんの薪窯研究は深く、1987年(昭和62年)から平成にかけて、中国や韓国各地の古窯や新窯を訪ね歩いているし、1989年(平成元年)には中国磁州窯の古陶磁研究家・劉志国氏を招聘しています。現在活躍中の幅2m、長さ10mの穴釜は、その集大成なのだそうです。また、穴窯の焚き方にも独特の工夫がなされ、水を使用する止め焚きという方法で、柔らかい土味と美しい緋色を出すのに成功しました。
「生地に窯を築いて40数年、従来の窯焚きを見直し水を染み込ませた窯に夜は火を止め、せめ焚きの時には直接水を窯内に投げ込む試みをしてまいりました。まさに炎を作品に映す試みです。炎の緋色をご高覧いただければ幸いです 菊池勝太郎」
★丸井札幌店、美術工芸ギャラリーHP
★北海道伊達市「むしゃなび-直海窯をたずねて」HP
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