「観るだけ美術部」部長のブログ

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[鉄道遺産]★三笠鉄道公園・鉄道記念館(鉄道遺産43)

★三笠鉄道公園・鉄道記念館
三笠鉄道記念館は、三笠市三笠鉄道村内にある鉄道を中心とした博物館です。幌内線は、北海道で最初の鉄道として、1882年(明治15年)に開業。特定地方交通線として、JR発足後最初に廃止されましたが、その後、幌内線終着駅である幌内駅跡地を活用して、1987年(昭和62年)に鉄道記念館として開館しました。北海道で使用された鉄道車両や、貴重な鉄道資料、交通・炭鉱関係資料などを保存しており、その資料の多さ、重要性は、小樽市交通博物館と双璧をなしています。
三笠鉄道村は、旧幌内駅に作られた三笠鉄道記念館と野外展示場(=「三笠鉄道公園」)と、幌内太駅(旧三笠駅)の「三笠クロフォード鉄道公園」の2部構成になっています。三笠市周辺の石炭を、小樽から海外へ運ぶために、道内最初の鉄道である札幌-手宮間に次いで、1882年(明治15年)に札幌から幌内まで延長され完成したのが幌内鉄道です。
この幌内鉄道の偉業を正しく伝えて行くために造られたのが「三笠鉄道村」です。敷地内には、1941年(昭和16年)に作られ工場専用線で活躍していたSL「S型 304号」(↓下記掲載画像の蒸気機関車)も走っており、客車に乗ることができます。なお、記念館の機関庫内には、このED76型と、DD13型、2台のSLが保存されています。
小型蒸気機関車が(日曜日には30分ごとに)、2両の二軸貨車(トラ45000型貨車)改造のオープン型の客車を牽き、300mのコースで往復運転を行っています。料金は、1歳以上1人200円。
このS型304号蒸気機関車は、室蘭市の「鐵原コークス」で、工場内の入換に使用されていたもの。1934年(昭和9年)製造、日本車輛製造製の車軸配置0-6-0(C)型の産業用タンク機関車です。日本において、最も遅くまで、保存用や観光用を除いて現役で使用された蒸気機関車としても、貴重な機関車です。また、これに連結されるトロッコ車両は、トラ49456・トラ53095を、当館内でS型304号蒸気機関車とともに構内運転に用いるために、新に改造した車両です。
静態保存されている車両の多くは、JR北海道から借り受けているものです。蒸気機関車では、59609蒸気機関車(屋内保存。車体は新潟県立自然科学館の29622型と入れ替わっている)などが展示されています。
 
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