★止別駅(釧網本線)
止別駅(やむべつえき)は、北海道在住タレント、鈴井貴之監督が製作した映画、『銀のエンゼル』のロケ地として使用されたこともあります。単式ホーム1面1線をもつ地上駅です。1925年(大正14年)の建築で、下見板張りの外壁を持つ、北海道では典型的な駅舎の形式です。かつては2面2線の構造を有していました。知床斜里駅管理の無人駅です。
駅事務室跡に『ラーメン喫茶・えきばしゃ』が、テナントとして入居しています。塩・ねぎたっぷりのラーメンが人気だとか。窓口は現在もあり、しばらくはこの店が乗車券販売を請け負っていたのですが、現在は廃止されています。かつては北見鉄道がここから分岐していて、小清水市街地方面との間に混合列車が運行されていましたということです。
駅名は付近を流れる止別川に由来し、「止別」はアイヌ語の「ヤ・ワン・ペッ」(内地側の川)に由来します。表記上は「やむべつ」となっていますが、地元では、元のアイヌ語発音に近い「やんべつ」と呼んでいるようです。
↓いつもポチ、ありがとうございます。1クリックしていただけると、嬉しいです。