「観るだけ美術部」部長のブログ

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[鉄道遺産]★小樽市総合博物館.2(保存機関車、気動車、客車) (鉄道遺産37)

小樽市総合博物館.2(保存機関車、気動車、客車)
 ここでは、小樽市総合博物館に動態・静態保存されている機関車、気動車、客車などについて紹介していきましょう。
 
 義経号・弁慶号・しづか号同様、ポーター製の2-6-0テンダー蒸気機関車です。1993年平成5年)に米国のテーマパークから購入。1909年明治42年)製で、2009年平成21年)に生誕100年祭が行われました。これは保存車両ではなく、実際に動きます。
 
準鉄道記念物(中央展示館内)です。しづか号は、北海道の鉄道開業にあたり、アメリカから輸入された蒸気機関車です。東京の交通博物館の弁慶号、大阪の交通科学館の義経号とは同時期に輸入され、義経号とは、何度かイベントで顔合わせが実現しています。準鉄道記念物で、ふだんは館内で大事に保存されています。 
 キハ82型1・キシ80型12・キシ80型34号気動車
北海道鉄道文化保存会によって外部修復工事済。キハ82型は、最初の特急用気動車キハ81型の
改良形です。道内各地で活躍しましたが、ヘッドマークは小樽を走った特急『北海』となっていました。
 C12型6号蒸気機関車
C12型は、大型機の入れないローカル線向けの蒸気機関車として開発されました。テンダー車のない
タンク式ですが、この形式からテンダー車付のC56型が生まれました。
 キハ22型56号・キハユニ25型1号気動車
キハユニ25型は、普通座席車の他、郵便・荷物車の機能を持たせたディーゼルカーです。25型が北海道用で、26型が本州用でした。
現在北海道鉄道文化保存会によって外部修復工事済み。また同会によって車内復元工事実施予定のため内部非公開です。ED75型は、交流用電気機関車として開発されました。寒地での故障防止のため、耐寒装備の強化などがされました。
 
※そのほか、準鉄道記念物に指定されている機関車、気動車、客車など
 ☆キ601号回転雪かき車
 ☆キ800号かき寄せ雪かき車
 ☆北海道鉄道開通起点標(→いずれ、取り上げる予定でいます)
 
※指定外の貴重な機関車、気動車、客車など
 ☆スユニ50型501号客車(郵便荷物車)
 ☆マニ30型2012号客車(旧日本銀行所有の現金輸送用荷物車)
 
 手宮に残る鉄道関連施設、扇形の機関車庫・転車台・貯水槽・危険品庫・擁壁などは、蒸気機関車が主流であった時代の鉄道施設が残る場所として、国指定の重要文化財となっています。
 また、扇形庫は国鉄時代に鉄道記念物の指定も受けています。
保存車両は、北海道ゆかりの車両が多いです。特に除雪用の車両は多数保存されています。
 
★「観るだけ美術部員」のブログ、「小樽市総合博物館.1(旧手宮機関庫)」紹介ページへのリンク
 
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