「観るだけ美術部」部長のブログ

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[鉄道遺産]★旧三井芦別鉄道 関連施設群(鉄道遺産32)

 ★旧三井芦別鉄道炭山川橋梁
 三井芦別鉄道は、根室本線芦別駅と、旧三井芦別炭鉱鉱区を結ぶ石炭専用鉄道として、1945年(昭和20年)に敷設されました。1949年(昭和24年)からは地方鉄道として開業もしましたが、1989年(平成元年)に廃止されています。
 上記画像は、炭山川に架かる「炭山川橋梁」です。鋼製6連桁橋、及びコンクリート造2連アーチ橋で構成され、単線仕様、橋長は94m。深い渓谷に最高約30mの橋脚が連続して立つさまは圧巻です。2009年(平成21年)登録有形文化財に指定されています。また、「空知に残る炭鉱関連施設と生活文化」として、2001年(平成13年)に北海道遺産に選定されました。 橋梁上には、旧三井芦別鉄道株式会社で最後まで残ったディーゼル機関車が静態保存されており、往時の雰囲気を感じさせてくれます。富士重工宇都宮工場で製造され、仕様は1000万馬力もありました。石炭の増産に伴い、1964年(昭和39年)に導入され、1989年(平成元年)に営業廃止になるまで活躍しました。 旧三井芦別駅舎は、1940年(昭和15年)開業当時のものと思われます。旧三井芦別鉄道の駅舎は、同型の駅舎を多数採用しており、夕張鉄道などと比べると各駅舎に個性はありませんが、これは標準設計を用いたためと思われます。
 現在は、周辺の関連施設やプラットフォームなどは撤去されましたが、施設の外観は当時の面影を残しています。現在、民間企業が倉庫として活用しています。
 
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