★中原悌二郎と中原悌二郎賞受賞作家展
趣味の郷ギャラリー 、２０１０年６月２９日（火）－７月１１日（日）
大正期の日本を代表する彫刻家・中原悌二郎（釧路出身）。萩原守衛（碌山）に影響を受け彫刻を志しますが、おしくも３２歳の若さでこの世を去り、天才彫刻家としては、生涯わずか１２点しか作品を残していません。そのうちの１点である、１９１０年第４回文展に入選した作品『老人』（上記画像）の希少なブロンズ作品が、本展にて展示されます。この作品は、後年の作品に比べると、かなり簡潔な肉付けで
まとめられています。
また、＜中原悌二郎賞＞は、彫刻専門の賞として日本で最も長く続けられ、権威のあるものとして評価されており、受賞者を見ると日本の現代彫刻の流れを一望できます。その受賞者で人気のある作家のブロンズ作品を一堂に集め、約２０点ほどの作品を展観できます。
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