(画像は、(上)五姓田義松『横浜亀橋通』1879、(中)同『人形の着物』1883、(下)同『清水の富士』1881)
★めざめるニッポンの油絵展
北海道立帯広美術館、2010年6月18日(金)-2010年8月18日(水)
幕末から明治、見たままを描く西洋の写実表現との出会いは、日本の美術に驚きをもたらしました。前史となる司馬江漢らの洋風画から、高橋由一、黒田清輝まで、約170点の作品を集め、この時代の画家たちの研鑽と苦闘をたどります。
本展覧会は実業家の山岡孫吉(1888年-1962年、ヤンマーディーゼル創業者)によって蒐集されたコレクションを中心に、洋画の草創期を振り返るものです。山岡コレクションは、日本近代洋画史の貴重な宝庫として、長らく一部の者のみが知る幻のコレクションとされていましたが、近年一般公開され、日本各地の美術館で順次公開されることになった貴重なものばかりです。
★北海道立帯広美術館「めざめるニッポンの油絵展」HP
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.jp/hk-obimu/index1.html