★名寄駅（宗谷本線）
名寄市の中心駅であり、普通列車に加え特急「スーパー宗谷」・「サロベツ」や快速「なよろ」が停車する宗谷本線の主要駅です。名寄駅は、１９０３年（明治３６年）に開業。当時は、旭川方面から伸びる天塩線（宗谷本線の前身）の終着駅でした。その８年後の１９１１年（明治４４年）路線が恩根内駅まで延伸し、名寄駅は途中駅となりました。１９１９年（大正８年）には下川町方面へ向かう名寄線（後の名寄本線）が開業し、同線と宗谷本線の乗換駅となりました。また１９３７年（昭和１２年）には名雨線が開業。名雨線は部分開業でしたが、５年後の１９４１年（昭和１６年）に深川 - 名寄間が開業し、深名線となりました。
１９８７年（昭和６２年）の国鉄分割民営化により、名寄駅はＪＲ北海道・ＪＲ貨物に継承。名寄本線・深名線もＪＲ北海道が継承されましたが、名寄本線は１９８９年（平成元年）５月に、深名線は１９９５年（平成７年）９月に廃止され、名寄駅は開業時と同様に宗谷本線のみの駅となりました。
駅の構造は、単式ホーム１面１線と、島式ホーム１面２線、合計２面３線のホームを持つ地上駅です。駅舎（改札口）は西側１ヶ所にあり、日本最北の駅自動放送（自放音源除く）・ＬＥＤ発車標導入駅です。１９２７年（昭和２年）に建築された駅舎で、風格があります。出入り口上部のひさしは、ほかの駅舎には見られない形状。棟飾りには時計が設置されています。
★名寄駅（Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%AF%84%E9%A7%85
