「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[演奏会]★南西ドイツフィルハーモニー交響楽団 札幌公演

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(画像は、本拠を置くコンスタンツ市の市庁舎)

★南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団
 Kitara、2010年6月7日(月)19:00

 南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団(独:Südwestdeutsche Philharmonie Konstanz)は、ドイツ・コンスタンツに本拠を置くオーケストラです。このオーケストラは、1932年に設立され、コンスタンツ市によって運営される楽団であり、バッハ、ヘンデルモーツァルト、ベートーベン、ブルックナーリヒャルト・シュトラウスなど、ドイツ語圏の古典・ロマン各派作品を得意とし、年間100回を上回る公演を行っている有力オーケストラのひとつでもあります。
 かつては、ハインツ・ホフマンや、トーマス・コンツ、ペトル・アルトリフテルなどの名匠が、歴代首席指揮者を務め、2005年からは、2000年国際ミトロプーロス指揮コンクールの第2位受賞者で、若手のホープであるミュンヘン出身のヴァシリス・クリストプロスが音楽監督を引き継いでいます。今回の公園でも、クリストブロスが指揮を務めます!
 日本において1989年に来日し、全国で11回に渡って公演を行いました。 今回の来日はそれ以来のことです。

★Kitara「南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団 札幌公演」HP
http://www.kitara-sapporo.or.jp/event/?p=8729


※コンスタンツ市の魅力を、ちらっと紹介!

 コンスタンツは、スイスとの国境にあるボーデン湖畔最大の都市。中世には歴史的に有名な宗教会議が行われるなど宗教都市として栄えたこの街では、フレスコ壁画など数多くの芸術作品が残されている。大戦の被害を受けていないこともあり、旧市街ではその清栄を物語る古い建物を見ることができる。
 1966年にコンスタンツ大学が創設されたこともあり、歴史の街という見所のかたわら、活気に満ちた学生の街としての一面も覗かせる。
また、ワインの生産も盛んで、地酒のバーデン・ワインが楽しめる。バーデンのワインといえば、白のリースリングもいいが、地元でしか手に入らない赤ワインを堪能するのも旅の醍醐味のひとつ。

〔1〕●公会議場(和議の館)Konzilgebaude(Council Building)
1388年、穀物倉庫として建てられる。2階までが石造り、3階からは木造という、変わった建物。1417年に教皇選挙が行われ、新しい教皇マルティン5世が選ばれる。ちなみにこの宗教会議は、4年の歳月を費やすという、大会議であった。現在は、レストラン、国際会議場、祝祭の場として使われている。

〔2〕●ドミニカ修道院(インゼルホテル)Dominikanerkloster(inselhotel)
1235年にボーデン湖の小さな島に建てられたドミニカ修道院は、18世紀末から100年間キャラコ(繊維)工場となり、その後ツェッペリン家の所有物となり、飛行船の発明家ツェッペリン伯爵は1838年にここで誕生した。1875年にハイクラスのホテルに変わり、現在はシュタインゲンベルガー系のインゼルホテルとなっている。一階中庭の回廊は、修道院の雰囲気そのものが残されている。 103室の部屋のほとんどが、湖や庭に面しているのも魅力のひとつ。湖に面したテラスから眺める景色は、絶景で至福のひと時をすごせる。

〔3〕●大聖堂 Munster
11世紀(1052-89)に建てられたロマネスク様式部分が基礎となっているが、様々な時代の様式が混ざりあった大きな教会。15世紀の教会改革で、先頭となり熱心な活動をしていた、ヤン・フスが有罪、それも火あぶりの刑という残虐な判決を受けたのもこの教会である。高さ76メートルの塔からは、ボーデン湖など自然の景色を見渡すことができる。

〔4〕●市庁舎 Rathaus
14世紀に亜麻布織工組合の建物として建てられたもの。中庭が、大変美しく、ここでは、オペラ、8月には野外コンサートなど開かれる。正面の壁画が美しい
あしたはきょうよりもっといい日。