「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[絵画展]★追悼103歳 片岡球子展

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(画像は、片岡球子『面構 足利尊氏』1966)

★追悼103歳 片岡球子
 札幌芸術の森美術館、2010年4月24日(土)-2010年5月30日(日)

 札幌生まれの片岡球子は、「日々勉強」を信条に、画業に邁進し、2008年、103歳でこの世を去りました。本展は、その初期から晩年までの代表作約50点を一堂に集める、かつてない大規模な展覧会となります。
 鮮やかな色彩、自由で大胆な形や構図といった、個性溢れるその画風は、戦後の日本画壇に新風を吹き込みました。それはまた、故郷の厳しくも豊かな自然と、精神的風土に培われた感性に根ざしたものと言えるでしょう。
 道内では没後初の大規模な回顧展となる本展では、初期の素朴でたくましい風俗画、雅楽や歌舞伎をテーマとした伝統芸能シリーズ、代表作の富士山をはじめとする火山シリーズ、画家としての名声を不動のものにした『面構(つらがまえ)』連作、78歳から取り組み、100歳まで描き続けた「裸婦」の連作など、代表作約50点を一堂に紹介します。さらに、画家の息吹を直に伝えるスケッチ17点が道内で初公開されます。強烈な個性を放ち続けた片岡芸術の全容に迫る展覧会です。
 北海道が誇る日本画家・片岡球子の絵画世界を、心ゆくまで堪能できるでしょう。

★札幌芸術の森美術館「片岡球子展」HP
http://www.artpark.or.jp/programs/art/index.html
STV(札幌テレビ)「片岡球子展」HP
http://www.stv.ne.jp/event/kataoka/index.html
あしたはきょうよりもっといい日。