(画像は、エミール・ガレ工房「こぶし文扁壺」1904~14年頃)
★ボタニカル・グラス展
北海道近代美術館、2010年2月20日(土)-2010年4月11日(日)
ガラスといえば、透明感のある優美で可憐な表情、また壊れやすくはかない、といったイメージが湧いてきます。が、その一方で、素材の流動性が作り出す、伸びやかな形態は、生命力あふれる植物のイメージにも結び付きます。
2階展示室では、ガラスで表現された花や木が様々な器の中で息づいています。素材の流動性を生かした、伸びやかな形態や、植物をモティーフにした装飾文様など、ガラスにおける植物的表現が紹介されています。
「外はまだ雪、白銀の世界からひと時逃れ、ガラスの中の植物園(ボタニカル・ガーデン)を散策してみませんか」
★「観るだけ美術部員」のつぶやき
ガラス工芸を観るときはいつも、手荷物に気を使います。わたしは、(イメージ画像のように)いつも手提げカバンを持っているので、引っ掛けて、壊してしまわないかと、ドキドキしています。ですので、あまりじっくりと観たことがありません。これからも、そうかもしれません(ははは)。
★北海道近代美術館HP
http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/exhi/collection/collection_new.html