「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[講演会]★(当館学芸員)「ギャラリートーク ルーブル美術館銅版画展」

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ルーヴル美術館 銅版画展)

★(当館学芸員)「ギャラリートーク ルーブル美術館銅版画展」

 釧路市立美術館、2022年6月25日(土)11:00

(WEBサイト→)

k-bijutsukan.net

 膨大なコレクションを持つルーヴル美術館。そのなかのグラフィック・アート部門には「カルコグラフィー」のコレクションがあります。カルコグラフィーとは、ルーヴル美術館の銅版画原版コレクション保管室、およびその工房で印刷された版画のことを指します。

  ルーヴル美術館のカルコグラフィー室は、ルイ14世の治世を視覚的に示すために作られた版画の原版を含む「王の版画原版収集室」のコレクション、「王立絵画彫刻アカデミー」のコレクションなどが統合され1797年に誕生しました。その後コレクションは拡充し続け、20世紀に入ると現代作家による新作も加わりました。現在ではサン=ドニの工房において、銅版画の原版および版画を印刷する職人たちの技術が保たれています。

 本展では、ルーヴル美術館カルコグラフィー室所蔵の原版から、日本での特別公開のため、当時の版を用いて刷られた銅版画およそ130点をご紹介いたします。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、釧路市立美術館さま(HP)よりお借りしました。

[特別展]★神田一明、日勝展

 

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神田日勝『馬』1965年、神田日勝記念美術館)

★神田一明、日勝展

 神田日勝記念美術館、2022年4月13日(水)-6月26日(日)

(WEBサイト→)

kandanissho.com

 神田一明・日勝の兄弟は終戦間際の1945年8月、東京市板橋区練馬(現在の練馬区練馬)から一家で河東郡鹿追村(現在の鹿追町)に入植しました。長男の一明は帯広柏葉高校から東京藝術大学に進学し、卒業後は北海道に戻って、北海道教育大学旭川分校(現在の北海道教育大学旭川校)に勤務しながら行動展や全道展などの公募展で活躍。安井賞の受賞候補となるなど、具象性を残した表現主義的な作風で高く評価されてきました。3歳年下で次男の日勝は、中学で美術部に入り、兄に教わりつつ油彩をはじめ、中学を卒業後は家業の農業に従事しながら独立展や全道展などで活躍。32歳の若さで夭逝したものの、独自の魅力をたたえたその作品は、現在もなお根強い人気を保っています。

 本展は、日勝の生前は実現しなかった兄弟二人による展覧会です。道立美術館をはじめ、鹿追町神田日勝記念美術館が所蔵する二人の代表的な作品を中心に、現在でも旭川で活動を続ける一明の主要な作品から近作までを加えて、画家として別々の道を歩んだ兄弟の軌跡と、決して途切れることのなかった絆を描き出します。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、神田日勝記念美術館さま(HP)よりお借りしました。

[特別展]★羽生輝 悠久の岬を望む 日本画展」

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(羽生輝『海霧(オダイト)』、北海道立釧路芸術館)

★羽生輝 悠久の岬を望む 日本画展」

 北海道立近代美術館、2022年4月16日(土)-6月26日(日)

(WEBサイト→)

artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp

 羽生輝さんは、釧路を拠点に活動を続ける日本画家さんです。浜辺や湿原などを主題として、その地に住む者にしか捉えられない風景表現にこだわり、大画面へと描き出して来られました。本展では、重厚な絵肌と鋭いタッチで生み出された、静謐で深遠な絵画世界を、代表作60点あまりにより展覧いたします。なお、こちらの展覧会は、2022年1月より3月まで開催を予定していたもので、美術館修繕のため延期されていた企画となっております。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。

[コンサ]★天皇杯3回戦 ×ヴァンフォーレ甲府 +南アルプスの天然水

 サッカー天皇杯3回戦は、6月22日(水)ヴァンフォーレ甲府と対戦します。2回戦の桐蔭横浜大学戦では、前半で2点のリードを許し「ジャイアントキリングか?」とざわつきましたが、何とか勝利を収めることができました。とにかく、勝つことが大事だったので、ほっとしています。今回は、「サントリー 南アルプスの天然水」を購入しました。

(「サントリー 南アルプスの天然水」を飲む!)

 南アルプスは、日本第2位の標高を誇る北岳をはじめ、標高3,000mを越える山々がそびえ、広大な森林の中で多様な動植物が生息する奥深くて自然豊かな国立公園です。その北部に位置する甲斐駒ヶ岳を望む場所にあるのが、サントリー天然水のふるさと、北杜市白州町です。この地は、雄大な山々に囲まれた別天地で、清冽な湧水に恵まれたところです。

(表示に、ちゃんと「山梨県」と書いてあります)

 南アルプス赤石山脈)と書いてありますが、この採水地は豊かな湧水で有名な山梨県北杜市山梨県のローカルドリンクということです。これを飲み切れば、ヴァンフォーレ甲府も飲み干せるに違いないです。

www.suntory.co.jp

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天皇杯も頑張れ! 勝利をいただきます!)

 さあ、これで「南アルプスの天然水」もゴクゴクいただきましたので、北海道コンサドーレ札幌の勝利も間違いなし! 「ヴァンフォーレ甲府から、勝利をいただきます!」頑張れ、北海道コンサドーレ札幌!!

[特別展]★フェルメールと17世紀オランダ絵画展 ドレスデン国立古典絵画館所蔵

 

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ヨハネス・フェルメール『窓辺で手紙を読む女』(修復後)、1657-1659年ごろ、ドレスデン国立古典絵画館)

フェルメールと17世紀オランダ絵画展 ドレスデン国立古典絵画館所蔵

 北海道立近代美術館、2022年4月22日(金)-6月26日(日)

(WEBサイト→)

artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp

www.uhb.jp

 フェルメールの初期の傑作『窓辺で手紙を読む女』。このたび修復によって塗りつぶされていた背景のキューピッドが現れ、描かれた当時の姿を取り戻しました。本展では、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館に次いで世界に先駆けて公開されるものです。所蔵館以外での公開は世界初で、北海道は東京を経て国内2番目の会場になります。また、あわせて同館が誇る17世紀オランダを代表する名品およそ70点を展示します。

 17世紀オランダを代表する画家、ヨハネス・フェルメール。写実的かつ綿密な空間構成と美しい光と影の表現で世界中から愛される作家です。寡作で知られるフェルメールの初期の傑作『窓辺で手紙を読む女』を、このたび日本でご紹介いたします。本作の背景にキューピッドの画中画が描かれていることは、1979年の調査で判明していましたが、長らくフェルメール本人が塗りつぶしたものだと考えられてきました。しかし、2017年から開始された専門家チームによる修復プロジェクトにより、この上塗りはフェルメールの死後、何者かによって行われたものであることが明らかとなり、フェルメールの描いた姿に修復されることになったのです。本作は修復完了後、2021年9月から所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館で公開された後、日本で世界に先駆けて公開されます。北海道は東京を経て国内2番目の会場となります、本展では、ドレスデン国立古典絵画館がこの傑作を収蔵するきっかけになったザクセン選帝侯の貴重なコレクションを中心とし、フェルメールと同時代に活躍した巨匠レンブラント・ファン・レイン、ハブリエル・メツー、ヤーコプ・ファン・ライスダールなど、17世紀オランダ絵画の黄金期を彩る名品およそ70点もあわせてお楽しみいただきます。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。

[講演会]★(図書ボランティア)「絵本の読み聞かせ会」

 

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(美術館へ行こう ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方展)

★(図書ボランティア)「絵本の読み聞かせ会」

 北海道立旭川美術館、2022年6月21日(木)11:00、14:00

(WEBサイト→)

artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp

 「ミッフィーうさこちゃん)」の生みの親であり、絵本作家、グラフィック・デザイナーとしても知られるディック・ブルーナ。本展では、「うさこちゃん びじゅつかんへいく』の絵本の内容に沿って、当館所蔵の絵画や彫刻を見ていただくと共に、ブルーナのデザインや絵本の作品についても楽しんでいただきます。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。

[特別展]★羽生輝 悠久の岬を望む 日本画展」

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(羽生輝『海霧(オダイト)』、北海道立釧路芸術館)

★羽生輝 悠久の岬を望む 日本画展」

 北海道立近代美術館、2022年4月16日(土)-6月26日(日)

(WEBサイト→)

artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp

 羽生輝さんは、釧路を拠点に活動を続ける日本画家さんです。浜辺や湿原などを主題として、その地に住む者にしか捉えられない風景表現にこだわり、大画面へと描き出して来られました。本展では、重厚な絵肌と鋭いタッチで生み出された、静謐で深遠な絵画世界を、代表作60点あまりにより展覧いたします。なお、こちらの展覧会は、2022年1月より3月まで開催を予定していたもので、美術館修繕のため延期されていた企画となっております。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。

あしたはきょうよりもっといい日。